日々の仕事や京都での暮らし。考えた事、感じた事、伝えたい事を綴っていきます。
by kakuo075
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建築家/京都 ”カクオ・アーキテクト・オフィス”
スタッフ達のブログです。
建築設計の現場から...。スタッフたちの日々。
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今年のお盆は、念願の福井県 永平寺を訪ねました。

お盆は毎年、家族と共に福井県へ先祖のお墓参りに行きます。今年は、初めて曹洞宗大本山永平寺へ立ち寄り、参拝させて頂きました。永平寺は今から768年前に道元禅師が開創された禅寺。「日本曹洞宗」の第一道場です。今でも二百数十名の修行僧(雲水さん)が修行をされています。実は、当事務所の東隣(高辻西洞院)には道元禅師が、この地で弟子覚念の屋敷にて54歳で入滅されたという石碑があります。そのご縁から、いつか参拝させて頂きたいと願っておりました。
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永平寺はとても美しい寺でした。 雲水さんの修行は、洗面、朝早くからの座禅、朝のおつとめ、勤行、弁食、行鉢、作務、夜の座禅と休む間もなく続きますが、それが、760年来の永平寺での修行。この「作務」というのが、寺の掃除であったり、庭園の手入れであったり、雪かきであったりと、座禅の精神を日常生活に展開していくことだそうです。この作務によって建物は凛とした空気感を発しています。掃除の大切さ、手入れの大切さを改めて実感させて頂きました。
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建物は七つの建物を回廊で繋ぎ、法堂を最上部として斜面地に建設されています。これは七堂伽藍配置と言い、座禅の姿にあてはめる事が出来ます。急な斜面に珍しい配置構成です。
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質素でかつ丁寧に手を入れた自然の庭園。道元禅師の「あるがままに、、、。」という教え。そして「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえてすずしかりけり。」という当たり前のことをあえて和歌にされた情景を、雲水さん達は四季を通じてこの庭園や境内の自然から感じていらっしゃるのだと思います。
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今年で事務所を開設して15年になります。これも、我々を信頼して設計の仕事をご依頼頂きました沢山のお施主様。そしてうちのスタッフや家族、常に支えとなって頂いている関係者の皆さん、設計の恩師である高松伸先生や諸先輩方、また工事をこだわりを持って取り組んで頂いた建設会社の方々のおかげと感謝しております。高校生の時から建築を学び、常に勉強、勉強の毎日。建築の仕事も修行だなぁと常に感じています。振り返ると、仕事の依頼を頂く度に、新たな課題や学びを頂いていることを実感します。今年45歳を迎えましたが、人生の良い時期に永平寺を訪れるご縁を頂いた事、改めて先祖に感謝。今年は、色々と学びの多い夏になりました。
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by kakuo075 | 2012-08-20 19:44 | 暮らし
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